定家詠十二 ヶ月和歌極彩色花鳥図花色紙 一冊

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¥388,000 税込

商品コード: s-1743
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作者 正月・1月:
鷹司兼熈 享保10年(1725年)67没。


うちなびき春くるかぜの色なれや
日を経てそむる青柳のいと


春きてはいくかもあらぬ朝といでに
鶯きぬる窓の村竹

如月・2月:
有栖川幸仁親王  明暦2年(1656年) - 元禄12年(1699年)


かざしをる道行人のたもとまで
桜に匂うきさらぎの空


かり人のかすみに たどる春の日を
つまどふ雉のこゑにたつらん

弥生・3月:
勧修寺済深親王 元禄14年(1701)32才没


ゆく春のかたみとやさく藤の花
そをだに後の色のゆかりに

雲雀
すみれさくひばりの床にやどかりて
野をなつかしみくらす春かな

卯月・4月:
九條輔實 1669-1729

卯花
白妙の衣ほすてふ夏のきて
かきねもたわにさける卯花

時鳥
郭公しのぶの里にさとなれよ
まだ卯花の五月待つ比

皐月・5月:
愛宕通福 1634-1699


郭公なくやさ月のやどがほに
かならず匂う軒のたちばな

水鶏
まきの戸をたたくくひなの曙に
人やあやめの軒のうつりが

水無月・6月:
中御門資煕 1636-1707

常夏
おほかたの日影にいとふみな月の
空さえをしきとこなつの花


みじか夜のう河にのぼるかがり火の
はやくすぎ行くみな月の空

文月・7月:
今出川(菊亭)伊季 1660年ー1709年

女郎花
秋ならでたれにあひみぬをみなえし
契やおきし星合の空


ながき夜にはねをならぶる契とて
秋待ちたえる鵲のはし

葉月・8月:
久我通誠 (1660年)ー(1719年)

鹿鳴草(萩)
秋たけぬいかなる色と吹く風に
やがてうつろふもとあらの萩

初雁
ながめやる秋の半もすぎの戸に
まつほどしきる初かりの声

長月・9月:
醍醐冬基 1648-1697


花すすき草のたもとの露けさを
すてて暮行く秋のつれなさ


人めさへいとどふかくさかれぬとや
冬まつ霜にうずらなくらん

神無月・10月:
松木宗顕 1658-1728

残菊
神無月しも夜の菊のにほはずは
秋のかたみになにをおかまし


ゆふ日影むれたつたづはさしながら
時雨の雲ぞ山めぐりする

霜月・11月:
廣幡豊忠 1666-1737

枇杷
冬の日は木草こさぬ霜の色を
はがへぬ枝の花をまがふる

千鳥
千鳥なくかもの河せの夜はの月
ひとつにみがく山あゐの袖

師走・12月:
花山院持實 (1670年) - (1728年)

早梅
色うづむかきねの雪の花ながら
年のこなたに匂ふ梅がえ

水鳥(鴛鴦)
ながめする池の氷にふる雪の
かさなる年を大鳥の毛ごろも
寸法 本紙:横18cm 縦21cm
全体:横21.5cm 縦27.2cm 厚さ:2cm
付属品 桐箱 古筆五代了泯(元禄14年没)
商品説明 定家詠十二 ヶ月和歌花鳥図二巻です。画はおそらく同時代の土佐派と推測されます。
色紙は豪華な金地に極彩色で細密な画が描かれております。
色紙から画が飛び出して描かれ輪郭通りに切り取られております。
画帖は表紙は錦で見開きと最後の部分は金地で見開きに聴鶯處記と印が捺されております。 画帖には僅かに虫食い跡がございますが色紙はとても良い状態です。 書写の没年から考えると1600年代の終わりぐらいと考えられます。

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