草間 彌生(くさま やよい、昭和4年(1929)3月22日~)
長野県生まれ。
水玉と網模様をモチーフに絵を描き、水彩、パステル、油彩などを使った幻想的な絵画を制作。
幼いころから草花やスケッチに親しむ。
1945年、「第一回全信州美術展覧会」で並み居る顔ぶれの中16歳で入選。
京都市立美術工芸学校(現:京都市立銅駝美術工芸高等学校) の
4年生最終課程に編入して日本画を学ぶ。
1957年、渡米。活動の中心をニューヨークに置き、
ドナルド・ジャッドやジョゼフ・コーネルらと親しくなる。
1968年、自作自演の映画『草間の自己消滅』が
第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞、第2回アン・アーバー映画祭で銀賞受賞。
また、第2回メリーランド映画祭でも受賞。
2001年、朝日賞受賞。
2002年 松本市美術館開館記念個展、紺綬褒章授賞。
2003年、フランス芸術文化勲章オフィシェ受勲、長野県知事表彰(芸術文化功労)受賞。
2004年、森美術館個展「クサマトリックス」(森美術館)は52万人を動員。
同年、東京国立近代美術館より始まった個展が
京都国立近代美術館、広島市現代美術館、熊本市現代美術館、松本市美術館を巡回。
2006年、ライフタイム アチーブメント賞(芸術部門)、旭日小綬賞、
高松宮殿下記念世界文化賞(第18回)絵画部門 受賞