ロイヤル・クラウンダービー

ロイヤル・クラウンダービー【Royal Crown Derby】
1748年にアンドリュー・プランシェによって窯業の盛んな町、イギリスのダービーに創業。
小さな人形や動物をかたどった磁器の製造を開始したことに始まる。
1756年、ウィリアム・デューズベリーが加わり、有名窯を次々吸収し発展する。

1775年に伊万里様式のデザイン「イマリ(日本名ジャパン)」を発表。
王族貴族の間に東洋ブームを巻き起こす。
これを機に1775年に国王ジョージ3世よりクラウンの称号を得る。
絵付け、金彩、モデル製作の各分野に秀でたアーティスト集団を結集した工場は、
ヨーロッパの優れた磁器窯の中でも最高位にランクされ、英国で最も重要な存在となる。

1877年、エドワード・フイリップスとウィリアム・リサーランドがダービークラウン陶磁器会杜を設立。
オスマストン・ロードに工場を開きました。ここで、「エッグシェル」生地、パリアン磁器、
酸を用いた金装飾や24カラットの盛金装飾の技術も完成。