前田正博

(まえだ まさひろ、1948年(昭和23)~(現在))
京都府久美浜町出身 東京芸術大学大学院工芸科陶芸専攻修了

日本伝統工芸展、及び支部展などに出品を続け、88年には日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞を受賞。
そのほか、92年には日本の陶芸「今」100選展(パリ、東京)、
96年には現代日本陶磁秀作アジア巡回展などにも出品する。
その間各地のギャラリー、百貨店などで個展を開催。
2005年には菊池ビエンナーレ展優秀賞受賞を受賞、現在は東京六本木に工房を移して作陶。
2017年、第37回伝統文化ポーラ賞優秀賞受賞。

現代的な造形に秀で、更に多数の色彩釉薬を用いたカラフルな作域を示し、
花紋や描線により独自の幾何学的な文様を絵付けして幻想的な作品を展開する。
近年、高い評価を得ている陶芸家の一人。

陶印は「ま」など