北村昭斎(きたむら しょさい、1938年(昭和13)~(現在))
奈良県出身。
奈良の漆工芸を家業とする北村家に生まれる。
祖父久斎、父大通の下で修行を重ね、蒔絵や螺鈿細工を用いた道具造りを展開しており
伝統技術を継承する傍らで現代的な造形を取り入れた作品を制作。
奈良国立博物館に30年余り文化財の保存、修理に従業しており春日大社の古神宝の修理なども手掛けている。
1999年「螺鈿細工」技術により国指定重要無形文化財(人間国宝)の認定を受ける。
印名は、「南都昭斎」「昭斎之印」「昭斎」「先種庵」など