大樋年郎(おおひ としろう、1927 ( 昭和2 )~ ( 現在 ))
九代大樋長左衛門の長男。
本名は奈良年朗。
九代大樋長左衛門に師事。
10代大樋長左衛門として藩政時代から伝統の茶陶製作の大樋焼家業を継承するかたわら、
現代感覚と取り入れた作品を日展を中心として発表また出品し入選・受賞を続け、
日展の中心的作家として活躍。
伝統的な大樋焼の作品には「十代大樋長左衛門」を使用するが、
日展などの出品作品やそれに類した作品は、襲名前の名前である「大樋年朗」の名前をそのまま使用し、
使い分けている。
印名は、「年」 「おおひ」「長左ェ門」 など