平櫛田中(ひらくし又はひらぐし でんちゅう、明治5年(1872年2月23日)~昭和54年(1979)12月30日 107才没)
岡山県後月郡西江原村(現・井原市西江原町)の田中家に生まれる。
1893年(明治26年)に、大阪の人形師・中谷省古に弟子入りし木彫の修行を行う。
1937年(昭和12年)、帝国芸術院会員。
1944年(昭和19年)、東京藝術大学の教授に招聘され、教壇に立つ。岡倉天心に師事した。
1962年(昭和37年)、文化勲章受章。
1965年(昭和40年)、東京藝大名誉教授。
東京都小平市の自宅で逝去。享年108才。
広辞苑に載っている実在の人物の中でもっとも長生きをした人物である。
岡山県井原市には井原市立田中美術館がある。