早川尚古斎

早川尚古斎 5代(はやかわ しょうこさい、1932年(昭和7)~(現在))
大坂府出身、本名は修平

父四代 早川尚古斎の下で、伝統の竹編みの指導を受ける。
1965年に早川尚篁として大坂三越で初個展を開催。
釜師で人間国宝の角谷一圭との知遇を得て、翌年より日本伝統工芸会展に出品する。
66年の初出品・初入選以降毎年入選を重ね、76年に日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞を受賞。
77年、父の没(1975年没)に伴い、5代尚古斎を襲名。
92年に京都府無形文化財保持者の認定。
2002年の京都府文化賞功労賞などの受賞を経て、2003年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に
認定されている。

伝統と創作をテーマに竹という素材の持つ生命力を生かし、
清楚でありながらも重厚な力強さを表現し、現代的な作品を展開している。

印名は「尚古斎」「五世竹工尚古斎」「修」など