浜田晋作

(はまだ しんさく、1929年(昭和4)~(現在))
東京都出身、早稲田大学卒。師は濱田庄司

人間国宝濱田庄司の次男として生まれる。
1歳の頃に栃木県益子に移住、幼少の頃より陶芸に親しみ、中学生の頃に父の後を継いで陶芸家になる事を決意。
1950年頃、大学卒業と同時に父の工房で自らも作陶修行を開始。
63年には父やバーナードリーチのアメリカ陶芸講習巡遊に助手として参加。
その後、作品を父の個展や国画会展などに出品、78年より国画会会員として活躍を示していたが92年に同会を退会。
現在は無所属作家として各地の百貨店やギャラリーでの個展を中心に制作。
またこの間の87年にはサロンド・パリ展にて、大賞を受賞しており同展会員に就任している。
鉄釉、灰釉、柿釉、塩釉など素朴な味わいの民芸陶器を継承し父濱田庄司およびバーナードリーチ作品の公的鑑定家でもある。
2008年 栃木県文化功労者受賞。

箱書は晋など