片岡 球子(かたおか たまこ、明治38年(1905)1月5日~)
1926年(大正15年)、女子美術専門学校(現・女子美術大学)日本画科高等科卒業。
横浜市大岡尋常高等小学校に勤めながら創作を続ける。
第17回日本美術院展において「枇杷」で初入選。
第26回院展において「緑陰」が入選、以後毎回入選する。
球は「美しく描くことが全てではない」と信じ自分の信念に従った型破りな構成と大胆な色使いで、 創作を続け、従来の日本画の概念を揺るがすような力強い表現を確立。
「面構(つらがまえ)」・「富士山」シリーズでは特に高い評価を受ける。
勲三等瑞宝章、日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章受章(平成元年)