磯井如真(いそい じょしん) 1883年-1964年
1883年 香川郡宮脇村(現・高松市亀岡町)に生まれ
1903年 香川県工芸学校用器漆工科を卒業 大阪の山中商会で、中国の美術工芸品の修理や加工に従事し、様々な工芸技術を修得。
1913年 凸版印刷をヒントに、点彫り蒟醤(きんま)を創案
1927年 帝展に工芸部が設置されると、帝展、文展を舞台に活躍
1938年 第2回新文展≪彫漆 石南花之図手箱≫で特選受賞
1931年 第12回帝展に出品した≪彫漆草花文 鼓箱≫で、彫漆と点彫り蒟醤を併用した作品を発表
1956年 蒟醤で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される