福王寺法林

福王寺 法林(ふくおうじ ほうりん、大正9年(1920)~)
山形県生まれ。本名は雄一。6歳のときに左眼を失明。東京在住。

上村廣成に師事。のち復員し、田中青坪に師事し、院展の中心作家として活躍。
1949年、作品「山村風景」が日本美術院展覧会に初入選。

幼い頃からの夢であったヒマラヤへの取材旅行を始め、これ以降、ヒマラヤを扱った作品が多くなる。

代表作は、「島灯」「ヒマラヤの花」

日本美術院理事、勲三等瑞宝章、文化勲章、文化功労者、
山形県名誉県民、米沢市名誉市民。

息子の福王寺一男も日本画家。

山形県米沢市に福王寺法林記念館がある。