秋山信子(あきやま のぶこ、1928年(昭和3)~(現在))
大阪市出身。
1955年より人形作家大林蘇乃に師事、
60年、日本伝統工芸展に初出品以来日本工芸会近畿支部展、日本伝統工芸展に出品を重ねる。
80年、大阪高島屋にて初個展を開催。82年大阪府工芸功労知事表彰、90年紫綬褒章、
96年に衣装人形で国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定。
以後も96年河内長野市長表彰、98年勲四等宝冠章、大阪市民表彰などを受賞。
97年、2001年、2008年に大阪高島屋にて個展開催。
沖縄を紹介する一冊の本との出会いをきっかけにして沖縄民族や風土・風俗をモチーフに人形を制作、
楽器や動物なども多くの作品で見かけることが出来、作風の特徴ともなっており
韓国民族を題材にしたシリーズにも秀作を残している。