藤原啓

藤原啓(ふじわらけい 明治32年(1899)2月28日~昭和58年(1983)11月12日 84才)
岡山県備前市穂浪に農業を営む藤原伊三郎、世為の三男として生まれる。

1938年三村梅景に師事し備前陶芸の道を歩み始める。当時40歳という遅いスタートである。
1948年に国指定丸技作家の資格(備前焼では他に金重陶陽、山本陶秀のみ)を受ける。
1958年には日本工芸理事に就任。1962年プラハ国際陶芸賞を受賞した。
1970年4月25日重要無形文化財「備前焼」認定。1972年勲四等旭日章を受章。1976年には備前市名誉市民となる。
1983年勲三等瑞宝章を受章。