香取秀真(かとり ほつま、明治7年(1874)1月1日~昭和29年(1954)1月31日 81才没)
日本の鋳金工芸作家。金工の人間国宝である香取正彦は長男。
1896年、東京美術学校鋳金科を卒業し、1900年、パリ万国博覧会で銀賞碑。
1933年、東京美術学校教授、芸術院会員。1953年、日本における美術の工芸家として初の文化勲章を叙勲、文化功労者となる。
『日本金工史』『金工史談』『日本鋳工史』など学術著書を著し、 金工(金属工芸)を美術として社会的に認知させる努力をした。
学問としての金工史を確立し、研究者としても優れた。