(やまざき ちょううん、慶応3年(1867)~昭和29年(1954)6月4日 87才没)
筑前国博多櫛田前町(現・福岡県福岡市博多区冷泉町)生まれ。別号は羯摩。
1884年仏師高田又四郎に師事。
1894年第四回内国勧業博覧会に出品、宮内省買い上げ。
1895年上京し、高村光雲に師事。1900年日本美術協会幹事。
1927年帝国美術院会員、1934年帝室技芸員、1937年帝国芸術院会員。
木彫による写実的表現に新生面を開いた。1952年文化功労者。
代表作は「大葉子」。
門下に松尾朝春・佐藤朝山がいる。