高内秀剛 (たかうち ひでたけ、1937年(昭和12)~(現在))
陶芸を志して独学にて陶技を習得し1968年に益子に開窯。
1972年、日本伝統工芸展に初入選となり以降、同展や日本陶芸展、現代日本陶芸展などに入選。
80年、バロリス国際陶芸展に出品して文化芸術協会賞を受賞。
83年ジャパンセラミックストゥデイ
(於ワシントンスミソニアン、ロンドンヴィクトリアアルバート美術館)に出品するなど国内外で活躍を示す。
89年に栃木県文化奨励賞を受賞、以降も国内外の公募展を中心に作品を発表。
個展でも日本橋三越、大阪高島屋、東京セントラル美術館、
ギャラリー寛土里地(かんどり)などで度々開催し高い評価を受けている。
織部、灰釉、象嵌などを中心に篇壺、鉢、花瓶、皿など現代的な器形で
抽象的な表現を交えて作陶を展開する。