石井康治(いしい こうじ、1946年(昭和21)~1996年(平成8))
千葉県出身。東京芸術大学工芸科卒。
大学卒業後は東洋ガラスに入社。研究を進める傍らで独自に製作をはじめる。
76年にグループ展に初出品、その翌年に退社して独立。
78年、鎌倉一翠堂での初個展を開催。
以降、全国各地の画廊ギャラリー及び有名百貨店にて個展活動を開始、
85年には西武工芸大賞店特別賞を受賞。
そのほか各種公募展でも積極的な発表を行い78,81,84,87年に日本のガラス展、
82年東南アジア巡回現代日本クラフト展、84年金沢国際ガラス工芸展、
87,91,95年日本のスタジオガラス展、90年NY ART EXPOなどに出品を重ねた。
手吹きガラスで優雅な色彩のコントラストを表現し花器、酒器、(抹)茶碗、棗など製作。
印名は「康治」など