新井白蛾

新井白蛾(あらい はくが、1725年(享保10)~1792(寛政4))
加賀出身。本名は祐登。通称は織部。

江戸中期から後期にかけて活躍した儒学者、易学者で易学中興の祖。
始めは、江戸に出て菅野兼山に儒学や漢詩を学んだ後、22歳にして独立して神田で講じていたが
独自に易学を研究して、大家となる。
晩年は加賀藩より藩候として招かれ藩校等で儒学を教えた。
書のほか、趣味として和歌をよく残したとされている。

印名は「源祐登印」 「祐登」 「白蛾」 「字曰謙吉」 など