奥村 土牛(おくむら とぎゅう、明治22年(1889)2月18日~平成2年(1990)9月25日 101才没)
東京市京橋区南鞘町(現東京都中央区京橋一丁目)に生まれる。
16歳で小林古径に日本画を師事。
号である「土牛」は、出版社を営んでいた父が寒山詩から引用してつけられた。
刷毛で胡粉などを100回とも200回ともいわれる塗り重ねをし、
非常に微妙な色加減に成功した作品が特徴とされる。
現代日本画壇の最高峰に位置した代表的な日本画家の一人である。
日本美術院同人、帝国美術学校(現武蔵野美術大学)日本画科教授
東京美術学校(現東京芸術大学)講師、帝国芸術院会員、文化勲章受章
日本美術院理事長、東京都名誉都民
長野県に奥村土牛記念美術館がある。