西村 五雲(にしむら ごうん、明治10年(1877)~昭和13年(1938) 61才没)
京都に生まれる。本名・源次郎。日本画家の西村卓三は息子(次男)。
13歳で岸竹堂に入門し、1899年竹内栖鳳に師事する。
第一回文展で「咆哮」が三等賞受賞。
花鳥・動物画で名声を得た。
また、画塾「晨鳥社」を主宰して門下の育成に努めた。門下に山口華楊などがいる。
1913年京都美術工芸学校教諭。
1924年(大正13年)京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)教授、
1933年帝国美術院会員、1937年帝国芸術院会員。