山内一生(やまうち いっせい、1929年(昭和4)~(現在))
愛知県出身。
1948年より藤井達吉に師事して紙漉をはじめ、和紙工芸を開始。
1953年、日展にて初入選。以後、日展入選18回を数え65年特選・北斗賞、
97年、98年には連続して内閣総理大臣賞を受賞。
また、光風会展、日本現代工芸展、日本新工芸展など各種展覧会にても出品を重ねる。
92年に日工展で文部大臣賞を受賞、82年愛知県芸術文化選奨、88年紺綬褒章、
90年愛知県文化功労賞などを受賞するなど手漉和紙工芸の第一人者として高い評価をされる。
華図や富士図、鶴図など幅広い題材をモチーフに幻想的な作風を展開、主に額装された作品が中心。
落款名は「一生作」など