旭玉山

旭玉山(あさひ ぎょくざん、1843年(天保14)~1923(大正12))
江戸浅草出身。本名は富三郎。号は玉山。

はじめ僧籍であったが、明治以降に彫師に転向。
特に象牙を用いた髑髏の置物を緻密・精巧に作る。
また、西洋的なモチーフを用いて海外輸出向けに作品を制作。
国内外の展覧会や博覧会にも出品したと思われるが資料が少なく受賞歴などは不明。
後年、技術を買われて東京美術学校から招致を受け教授として後進の指導に尽力、帝室技芸員を拝命。

印名は「玉山」 彫印「玉山」「玉山刀」など