長江録弥

長江録弥 ながえ ろくや

1926年 愛知県で生まれる
1948年 日展で初入選
1957年 日彫展に出品
1965年 日展で特選
1966年 日展で菊花賞を受賞
1976年 文部大臣賞を受賞
1984年 高村光太郎大賞展で優秀賞を受賞
1986年 日展で文部大臣賞を受賞
1991年 日本芸術院賞を受賞
1995年 日本芸術院会員
1996年 日展常務理事
2005年 逝去

中原悌二郎

(なかはら ていじろう、明治21年(1888)10月4日~大正10年(1921)1月7日 32才没)
北海道釧路市生まれ。大正期日本を代表する彫刻家の一人。

17歳の時、画家を志して上京。荻原守衛の感化によって彫刻に転じ、太平洋画会研究所彫塑部で新海竹太郎に師事。1910年第4回文展に「老人の首」が初入選。

第3回院展に発表した「石井氏の像」で樗牛賞を受けて院友となる。以後も同展に「行乞老人像」「若きカフカス人」「憩える女」などの作品を次々と発表。 32歳の若さで没した。

晩年の芥川龍之介が、 講演先で「若きカフカス人」見て、 「この中原氏のブロンズの「若者」に惚れる者はないか、 この若者はまだ生きているぞ」 と発言したのは有名な話だ

北海道旭川市には中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館がある。

沼田一雅

沼田一雅【ぬまた いちが 1874年(明治7)~ 1954年(昭和29)】
福井県出身 本名は沼田勇次郎、号は一雅

初め彫刻の竹内久一に師事し、彫刻家として生計を立てていたが、
明治36年、大正14年の二度に渡りフランス留学をし、絵画、彫刻、陶芸などを勉学
帰国後は、官展を中心に陶彫の作品を出品し陶芸界に新たなジャンルをもたらす
作品のほとんどが、関東大震災時に焼失されており、現存が少なく希少価値は高い

昭和6年、フランス政府よりシュバリーエ・ド・ドルドール・ナショナル・レジェンドングール勲章授与
昭和29年、日本芸術院賞恩賜賞

内藤伸

内藤伸(ないとう しん、1882年(明治15)~1967年(昭和42))
島根県出身。東京美術学校卒。

平櫛田中らと共に高村光雲門下として活躍。
大正、昭和の彫刻界をリードしてきた一人。

仏像彫刻や写実的な表現を得意とし、代表作に「子安観音 立像」「大楠公像」などがある。

印名は「伸」など。帝国美術院会員。