寺内 萬治郎(寺内 万治郎、てらうち まんじろう、明治23年(1890)~昭和39年(1964) 74才没)
大阪生まれ。
1916年、東京美術学校西洋画科卒業。黒田清輝に師事する。
1922年、金塔社結成。
1929年、光風会会員。
1943年、東京芸術大学講師。
1960年、日本芸術院会員。
日本人の裸婦をモチーフとしています。
その裸婦像は、必ずしも均整のとれた裸婦ではありません。
よく言えば存在感のある、悪く言えばずんぐりとした裸婦です。
しかしこの裸婦像の中には、寺内の万感の思いが込められています。