鴨政雄

鴨 政雄 かも まさお
【1906年(明治39) ~ 2000年(平成12)】

香川県出身東京美術学校金工科・研究科卒
香川県立工芸学校本科を卒業後、東京美術学校金工科(卒業後研究科)に学ぶ
在学中に信田洋らの誘いを受け工人社の結成に参加
高村豊周らが中心となって活動する无型にも出品を重ねるほか1930年に第11回帝展にて初入選となる
金工家鴨幸太郎は実兄

一后一兆

一后一兆(いちご いっちょう)

1898年 石川県生まれ
1930年 第二回 聖徳太子展入選
1943年 第一次 美術工芸技術保存認定
1946年 第一回 日展入選
1947年 第三回 日展入選
1948年 第四回 日展入選
1950年 第六回 日展入選
1951年 第七回 日展入選
1953年 第九回 日展入選
第八回 現代美展(最高賞受賞)
第五回 日本工芸展入選
1991年 没
皇太子美智子妃(現皇后陛下)「水蒔絵硯箱」御買上
五十五年度輪島市勢功労者

輪島塗の名人、最高峰の蒔絵師として名高い

一閑張細工師 飛来一閑

飛来 一閑(ひき いっかん)

千家十職の一つ 一閑張細工師の当主が代々襲名

・初代 一閑 萬暦六年(1578年) ― 明暦三年(1657年)
・二代 一閑 生年不詳 ― 天和三年(1683年)
・三代 一閑 生年不詳 ― 天和三年(1683年)
・四代 一閑 生年不詳 ― 享保十八年(1733年)
・五代 一閑 生年不詳 ― 寛保元年(1741年)
・六代 一閑  生年不詳 ― 延享三年(1746年)
・七代 一閑 生年不詳 ― 寛延三年(1750年)
・八代 一閑 生年不詳 ― 宝暦三年(1753年)
・九代 一閑 生年不詳 ― 天明八年(1788年)
・十代 一閑 宝暦七年(1757年) ― 文政十三年(1830年)
・十一代 一閑 寛政三年(1791年) ― 明治五年(1872年)
・十二代 一閑 文政四年(1821年) ― 明治三十年(1897年)
・十三代 一閑 安政六年(1859年) ― 大正二年(1913年)
・十四代 一閑 明治二十七年(1894年) ― 昭和五十二年(1977年)
・十五代 一閑 大正十五年(1926年) ― 昭和五十六年(1981年)
・十六代 一閑 昭和三十八年(1963年) ―

塗師 中村宗哲

千家十職の塗師 中村家は、400年近く続く塗師の家

・初代 宗哲 (1617年~1695年)
・二代宗哲(1671年~1706年)
・三代宗哲(1699年~1776年)
・四代宗哲(1726年~1791年)
・五代宗哲(1764年~1811年)
・六代宗哲(1792年~1839年)
・七代宗哲(1798年~1846年)
・八代宗哲(1828年~1884年)
・九代宗哲(1856年~1911年)
・十代尼宗哲(1862年~1926年)
・十一代宗哲(1899年~1993年)
・十二代宗哲(1932年~2005年)
十一代長女 女性として初めて正式に千家十職当主として認められた人物
次女は漆芸家(十三代宗哲)、三女は陶芸家(四代諏訪蘇山)
・十三代宗哲(1965年~
父三代諏訪蘇山・母十二代中村宗哲の次女